『幽霊紐育を歩く (1941)』 (Here Comes Mr. Jordan) [movie 1941~]
Academy Award 1941
【脚色賞】【原案賞】
作品賞(ノミネート)、監督賞(ノミネート)、主演男優賞(ノミネート)
助演男優賞(ノミネート)、撮影賞(白黒、ノミネート)
【CAST】
ロバート・モンゴメリー、クロード・レインズ、イヴリン・キース
リタ・ジョンソン、ジェームズ・グリースン
【STAFF】
監督:アレクサンダー・ホール、製作:エヴェレット・リスキン
脚色:シドニー・バックマン他、原案:ハリー・シーガル
<解説>
誤って天国に召されてしまったプロボクサー、ジョー・ペンドルトン(R・モンゴメリー)。天国の係官ジョーダン(C・レインズ)は彼の魂を戻そうとするが、すでにジョーのマネージャーが肉体を火葬にかけてしまい、それは無理となった。困ったジョーは替わりの肉体を選ぶはめになってしまったが、妻と愛人の共謀で殺された大富豪ブルース・ファーンズワースの前に現れた美しい婦人ベティ・ローガン(E・キース)を救おうと決意、ブルースとなって現世に復活する……。
ウォーレン・ビーティ主演・製作・共同監督の名作「天国から来たチャンピオン」(78)のオリジナルがこの作品。A・ホールの演出は多少野暮ったいが、とにかく構想とシナリオが上手い。他の肉体に乗り移っても外見はR・モンゴメリーのままで、劇中の人物にのみ、元の肉体に見えているという設定は秀逸。実直なキャラクターがいい味になっているモンゴメリーも好演だが、落ち着いた雰囲気で存在感を出すジョーダン氏役のC・レインズと、マネージャー役のJ・グリーソンが断然光る。(COL / 94min)
DVD & VIDEO Guide 2007 (★★★★★) 93m.
2007 Movie Guide (★★★★) 93m.
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